「エンジニアの知的生産術」読書メモ(作成中)

はじめに

  • 知的生産=知識を用いて価値を生み出すこと。
    • 新しい知識を生み出すことが重要

1章:新しいことを学ぶには

学びのサイクル「情報収集・モデル化・検証」の3つの各要素についての解説。

2章:やる気を出すには

感想

3章:記憶を鍛えるには

  • アウトプットすると記憶しやすい → 「テスト」をしよう
  • 間隔反復法。忘れるくらい時間が経ってから復習すると効果的 (Cepada et al., 2009)
    • SuperMemo, Anki といったツールがある
  • 教材(テストの問題)を自分で作るのがよい

感想

  • 大問題として、「何を記憶すべきか?」と言われると自分は即答できない。
    • 記憶するためのメソッドは得られたので、覚えるべきことは何かを考えていく。教材を作ってメソッドを実践したい。

4章:効率的に読むには

  • 「読む」目的は、「有用な情報を見つける」「情報をもとに理解を組み立てる」の2つある。
  • 実際の読書は、2つの目的のグラデーションの間のどこかに落ちる
  • 2つの目的どちらを重視するかによって、速読のアプローチも異なる

感想

  • 自分は「組み立てる」読書に特化していて、「見つける」読書をあまりしていないと思った。
    • 言い換えれば、通読に囚われている。完璧主義な読書をしすぎ。
      • 全てちゃんと理解していなくても、「この本には〇〇が書いてあった」と言える状態に素早くなる、という価値観を持っていきたい
      • Whole Mind Systemを試してみたい。先人のブログがあった
        • 熟成のため、ちゃんと理解せずに寝ることになる。これまで、それを避けていたことで、細か過ぎる読み方をしていたと思うので、読み方を変えてみてどうなるか面白そう
  • シンプルに、本を読む前に「何のために読む?」を一旦書いておくと良さそう

5章:考えをまとめるには

得た断片的知識の集合を整理する方法について。主にKJ法。知識の断片から、図解や文章が得られる。

感想

  • 情報が多くて頭が整理できなくなったときに、この章の手法を実践して試してみたい。

6章:アイデアを思いつくには

  • 例えばプレゼン発表資料や企画書などを作るのに使えそうな話
  • イデアは、耕す→芽生える→育てる→耕す→...というサイクルを経て得られる
    • 耕す=情報を集め(これは5章)、かき混ぜ、つながりを見出すこと
      • 整理された情報をどう「アイデア」に言語化するか。いろいろなメソッドが紹介されている。
    • 芽生える、は管理できないフェーズ。
    • 育てる、は検証によってアイデアを磨くフェーズ。MVPを作って他人に意見をもらうなど。

感想

  • これも、実際にプレゼン資料を作るときとか、企画を考えるときに見直して実践してみたい。

7章:何を学ぶかを決めるには

  • 具体的な戦略
    • 探索:自分にぐっと来るものを探す(時間に余裕のある学生向け)。内面ベース。
    • 拡大再生産:筆者の造語、企業経営の考え方を個人の学びに適用する。今の知識から得られる時間・お金の再投資と、立場(ポジション)の活用。
      • 立場の活用には、ある分野で卓越することが重要。そのために学ぶ分野をずらしたり、かけ合わせたりする。

感想

  • 自分は王道/レッドオーシャンに飛び込みがちだけど、それは思考停止してるだけではと思わされた
    • 差別化してニッチに入って学ぶのはなんとなくカッコ悪い気もしていた
    • しかし、学ぶこと自体は価値につながらない。他の人が持たないものが価値につながると考えれば、ニッチに入ることこそ全体最適/王道かもしれない。